渡邊修也が想う北海道は競馬の故郷

"渡邊修也が愛する競馬に、なくてはならない地の1つが北海道です。競馬で走る、多くの競走馬達の故郷なのですから。
北海道と言うと、雄大な大地に、競馬場を目指すサラブレッド達がのどかに過ごすイメージを持たれるかもしれませんが、渡邊修也はそれだけでは無い事を知っています。競走馬になるためには、日々厳しいトレーニングを積み重ねなければならないのです。そして、それを行うのは、サラブレッドと共に生きる人間なのです。早朝から、飼い葉を呼ばれる馬達の食事を管理し、人を乗せる事すら知らなかった馬に、人を乗せて走る事を教え、走る事を覚えると、さらに速く走る事を教えます。当然、このような日々には、怪我や病気などのトラブルも付き物です。デビュー前の若馬でも400kg以上ある体重を、ガラスの脚とも呼ばれる、とても繊細な脚で支えているサラブレッド達にとって、僅かな怪我でも命取りになる場合も多く、的確な処置と管理が求められる仕事でもあります。トレーニングに耐えるのはサラブレッド自身であっても、それを支える人との関係が織り成すドラマは、一瞬の競馬のレースだけではなく、彼らが生まれた生まれた瞬間からはじまっているのです。
ですから、渡邊修也は北海道の大地を思う時、パウダースノーの美しさや、グルメなどよりも、ドラマを背負ったサラブレッド達の故郷を想うのです。この地から、彼らを育て見送った人々を想うと、胸が熱くなってしまいます。"

渡邊修也28.jpg

  • 最終更新:2017-02-22 17:20:32

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